今回のパッチ5.3は「漆黒のヴィランズ」完結
❖アシエン・エリディブスの謎が全て明かされる
・パッチ5.2はそのエリディブスがゾディアーク召喚のコアになったという話が出たところで終わっている
・黒が象徴のアシエンの中で一人だけ白いローブを着ている
・光と闇の調停者を名乗っている
・他のアシエンに比べてもより一段、何がしたいのかわからない
・どっちつかずの印象なのは果たして何故なのか?
・どういった想いでアシエンとして行動してきたのか?
・彼はいったい人類の歴史に対してどう関与してきたのか?
・今回の物語ではエリディブスの中心にある想いを全面に出していく
吉田氏:受け取り方は、プレイヤーの皆さん次第なのですが、少なくとも僕はすごく納得がいく結末が描けたかなと思っています。
❖第一世界との別れ
暁のメンバーの帰還が迫っており、いよいよこの第一世界からお別れをする
・「漆黒のヴィランズ」のテーマに「暁の血盟」メンバーのキャラクター性、人間性の掘り下げをもう1度きちんとやるというものがあった
・今回の『漆黒のヴィランズ』は、あらためて“暁のメンバーをヒカセンの仲間にしよう”という想いがあって作った物語でもある
・1キャラクターずつ丁寧に描いた為、メインシナリオはかなり長い
・ボイス付きセリフのボリュームも過去のパッチと比べて最大収録数
・初日はメインストーリーしかやらないくらいの覚悟でプレイしてもらえれば
・クエストとクエストの合間のヒントトークとかも凄く丁寧に描いている
・徹底して見ようと思ったら、メインストーリーだけで1日が終わってしまう
サンクレッドは「希望の園エデン」のストーリーにも絡んでいるが?
・ウリエンジェとサンクレッドは「もう、あの子は一人でも立派に自分の足で、この世界を生きていけるだろう」となりました
・ここから先は本当の意味で、リーンの物語になる
吉田氏:どんな言葉を残して第一世界と別れていくのか、そのあたりはしっかり石川(メインシナリオライターの石川夏子氏)が書いてくれたので、じっくりと楽しんでくれると嬉しいです。
❖今回のパッチタイトル「クリスタルの残光」
・強く生きていくための“道標の光”は色々なキャラクターに灯っていった
・その象徴の一つが、クリスタルタワーの輝き
・ルナルたち「夜の民」にもこの先の道標は見えた
・闇の戦士や暁たちが残した光
・もちろん水晶公の光でもあります
・その光を総称して“クリスタルの残光”と呼んでいる
その先に何が残るかみたいなところを見ていただけると嬉しいかなと。そんな想いが込められています。
❖漆黒決戦 ノルヴラント
・パッチ4.5の“境界戦線 ギムリトダーク”にちょっと印象は近い
・第一世界の人たちが「闇の戦士たちのために道を切り拓くぞ!」みたいな流れになってる
・今まで出会ったいろいろな人たちが出てきます
・ちょっとした小ネタも仕込んであります
・確率でしか見られないような演出もあります
・一度クリアしたあとでもいいので、落ち着いたら小ネタ探しもしてみてください
・このダンジョンは怒涛の展開となるメインシナリオの一部なので、フェイスと一緒に進めたほうが、より想い入れが強くなると思います
❖パッチ5.3アート
・『FFXIV』はやはりクリスタルの物語
・光の戦士も所持しているクリスタルに新たな運命が描かれようとしている
・それがいま水晶公の手のひらの中にある
・パッチ5.2のパッチアートに描かれていた構図が、そのまま彼の手にあるイメージ
❖ゾディアークとハイデリンの関係は…
今の物語をハイデリン・ゾディアーク編と呼んでいる
『漆黒のヴィランズ』はその一部に過ぎない
・ハイデリンもゾディアークも最古にして最強の蛮神である
・彼ら自身の意思というより、それを召喚した人たちの意思によって作られている
・ハイデリンとゾディアーク自体の思いは必ずしも重要ではない
・2体とも、あくまでも喚び出された存在
・それを作った人たちの想いは5.3で一旦完結
・ハイデリンとゾディアークがどうなるのか
・今のハイデリンとゾディアークは?といったところは今後の見どころになる
・次はその完結に向かう
今回のメインストーリーがすべて終わったら、「うわー、たいへんなことになりそう」みたいな感じになると思います。
❖5.3でガレマール帝国の動向
・セイブ・ザ・クイーンの「南方ボズヤ戦線」と「ウェルリト戦役」は、どちらもガレマール帝国を中心とした物語
・1人彷徨っているゼノスもガレマール側の人間
・これらは徐々に集約していく
❖ゼノスは超越者としてアシエンと同じ「不滅なる者」になっていたり、アーモロートの終末の風景を記憶していたりするが…
吉田氏:パッチ5.3で鍵を握るかと言われるとそうではないのですが、登場しないとは言わないです。エメトセルクの直系ですからね……彼は。ソル帝の孫、ヴァリスの息子です。ある意味、彼はオリジナルのアシエンの血を継いでいるのか……そういう風に見方を変えると色々と納得できる部分もあると思います。
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