FF14 プロデューサーレターLIVE 暁月のフィナーレの質問への回答まとめ①  終末の時アゼムは?ゼノスのその後は?星海に還ったエメトセルクは?



●古代世界を襲った終末の際、アゼムはどのように過ごしたのか
ヴェーネスから終末を聞いていたのか エメトセルクやヒュトロダエウスとどう別れたのか
今後アゼムについて語られることはあるのでしょうか?

ヴェーネスからアゼムの座を託された人が古代世界を襲った終末の際に何をしていたかは秘密です
いずれ語るかもしれないし語らないかもしれないが、何をしていたかはある程度決めている
皆さんは光の戦士で、もしかしたらアゼムの分割された魂なのかな…?みたいな予想がたっていると思いますが、その皆さんが仮に終末を告げられたとしたら…
どう行動するかを想像してみれば大体それが近いんじゃないかなという気がします


●ゼノスが以前終末アーモロートの夢を見ていたのは何故か?また彼が6.0までの間にリーパーになりアバターを使役できるようになった経緯は?

まずは思い出していただきたい
ゼノスの父はヴァリス ヴァリスの祖父がソル帝=エメトセルク
エメトセルクの血縁者、ひ孫がゼノス 隔世遺伝、先祖返りの結果かなと
漆黒秘話の中にもヒントがあるかも

リーパーとアバターに関してこの質問が来るとは思ってなかった
とても良い質問なんですが…話せない(吉田P/Dは何か隠してそう?
考えてなかったわけではないが話せないものは話せない


●オリジナルアシエンの3人ラハブレア、エリディブス、エメトセルクだけがハイデリンキックから逃れ14分割されなかった理由は

まずテキストを思い出していただきたいんです
暁月の終盤にエメトセルクが「この時代まで私を残したのは…」というセリフ

ハイデリンがかつて放った一撃にはエメトセルクならギリギリ躱せるであろうという加減が入ってます
加減といっても意図的に”コレを使えば生き残れる”というニュアンスで捉えてほしい
ただシナリオでも語られている通り、ハイデリンにとっても死力を尽くしてのギリギリの一撃なので加減する余裕はなかった
なんとかエメトセルクなら生き延びるであろうという賭けもあった
その場に居合わせたラハブレアとゾディアークの核から抜け落ちたエリディブスらしきものと協力して一時的に次元の狭間に逃げることで生き延びた


●ファダニエル以外の転生組アシエンたちは?ガイウスに狩られた仮面のアシエン二人は誰?

転生組は何人か残ってるかもしれない
ただ彼らが原初/鏡像世界のどこにいるのかはまだ分からない
ガイウスが持って仮面はウルテマ、デュダルフォン
仮面を持ってるだけで、本当に倒せたのかどうかは明言していない
アシエンを倒す方法も重ねて推察していただけると面白いかなと


●吉田さんの中では旧14から暁月のラストまで劇中ではどれくらいの年月が経ったと思っていますか?

特にイメージはしていない
トレーラーを作る際、何歳くらいの風貌にしてほしいという要望を出すときに
なんとなく現実の経過時間や色んな冒険を経た上でのヒロシの風貌を予想して作ってます
なのでトレーラーと作中の経過時間は紐づけないでいただけると嬉しい
作中での時間は2.0-6.0は数年としか言いようがない、あまりイメージしていない
突っ込みだすときりがないので、ヤ・シュトラの実年齢はいくつなんだとかさあ
フィーリング!聞いて!感じて!考えて!


●エメトセルクとヒュトロダエウスは星海に還り転生できるようになったように見えます
彼ら2人がもし転生できるとしたら、古代人のような創造力を持つのでしょうか?

星海に還って魂が浄化され再び肉体に宿るとしても原初世界の人として宿るのみ
分割されてない魂を持つ人は前例がなく、どうなるかは分からない
恐らくは普通の人+αくらいかなというイメージですが分かりません
ここからは吉田P/Dの個人的な妄想ですけど
あれだけやれることをやって、託して星海に戻ったのであれば
記憶も焼き付かず綺麗に洗われるんじゃないかなと思っている
前を引きずって転生するイメージはあまりない


●今後、この星をアーテリスと呼ぶのかハイデリンと呼ぶのか
またアーテリスという名は光の戦士の身近なヒトだけが知っているのか全世界の人に周知されたのか

終末の詳細を知っている光の戦士に近しい人はアーテリスと呼ぶのかな
逆に他の人々は惑星ハイデリンと呼ぶだろう
そもそも東方や新大陸の人たちは元々ハイデリンと呼んでいない、場所によってそれぞれ呼び方があるのかなと思っている

一番困ってるのか宣伝チームかなと…?新規向けに惑星ハイデリンを巡る戦いがと紹介中?


●ゼノスはもう復活しませんか?

彼の肉体は世界の果てでもなければ、皆がいる場所ではない、世界の理から切り離されたとこで放置されている
ゼノスの運命に関しては最後のカットシーンで丁寧に描写したのでそれを見て得た直感が答え
ちゃんと呼吸が止まる演出をしたでしょう…?


●現在の原初・鏡像世界には様々な種族がいるが、古代世界にはヒューランしかいないように見受けられます。ミコッテとかが生まれた理由は?

世界が分かたれたときに、全ての生物が不完全になった
不完全だからこそ短所と長所がより強く表れることになった
それが長い年月を経て種族として外見やなどに表れた
耳を伸ばして音をより拾うようになど
ララフェルは…圧を強くしたかった(実際は毒に強いという特性がある)


●エメトセルクが言っていた壮大な伏線
豊穣海に沈む海底遺跡、ブラインフロストの先にある秘宝の島、新大陸の眩き黄金郷など
これらのフラグ回収は期待していいのでしょうか?

これまで旧14から色んな地名が出てました
イシュガルドの門も開いたし、アラミゴにも行ったし東方にも
オールドシャーレアンに到達し、サベネアにも行った
なんとか行けるように頑張ってきたので、今後も頑張るんじゃないかなと思います


●エルピスで光の戦士はエメトセルクの術で古代人サイズに大きくしてもらいました
その状態の光の戦士とメーティオンの身長差を考えると現代で対峙したとき、メーティオンが縮んでいます、長い時の中で何かあったのか?

ウルティマトゥーレは想いの力のみが作用する世界
見えている通りに物が存在しているのではなく、認識のしかたで存在している
なので、エルピスで光の戦士から見たサイズ感で表現されている
最後現れたエメトセルクとヒュトロダエウスも同じで、相対的なスケールで再現されている


●サベネア島でサベネアの野菜を採集したかったです、どのあたりに生息しているのでしょうか

世界設定に確認してまいりました
格別の効果を保有しているので恐らく高原キャベツのように、サベネア島の中でも特別な場所でしか栽培できない物と思われます
全てはライブ班、神様の匙加減次第です(ライブ班へヘイトをスイッチしました)


●ゾディアークとハイデリンは今回で完全に消滅したのでしょうか
それとも鏡像世界に分かたれた欠片があるのでしょうか

ハイデリンは完全消滅です
ゾディアークに関してもファダニエルに乗っ取られ、核を破壊されたので完全消滅です
ゾディアークを見れば分かると思いますがで欠けた部分は別次元に分割されて存在していた
各鏡像世界に分割されて封印されていたが
本体が完全消滅したのでそれらの分割されたパーツも同時に消滅しています


●光の戦士がエルピスで過去に干渉したのち、未来が枝分かれせずに繋がった理由は

正直、自由に解釈していただいて構わないが個人としての解釈としては
”そもそも繋がっていたんだ”と解釈しています
繋がらなかった可能性も当然あったとは思うんですけど、ヴェーネスが光の戦士に対して
全力で対応してきた結果、なんとか繋がったんだろうと解釈
ヴェーネスが描いた計画に光の戦士は知らないうちに全力で対応した結果、奇跡が起こったんじゃないかと
嘆きの海でアルゴスが懐いていた時点で繋がることが確定したという認識
6.1で強くてニューゲームで暁月が対応可能になるのでもう一回やってみれば見えてくるものがあるのではないかと思います


●トレーラーでは光の戦士の年齢だけが上がっていて他のキャラクターの年齢はあがっていないように見えます。アルフィノやアリゼーが成長した姿は今後見られますか

悩ましい
ディレクターとしての遊び心で拡張後の”そして数年後…”で成長したアルフィノとアリゼーを見てみたい気持ちはあります
ただ”前のアルフィノとアリゼーが良かった!!!”って言われることが目に見えている
でも一回実装したら時を遡らないと戻せないのでやりにくい
もし齢を取ったとしたらというアートで描くくらいならやってもいいかも?

コメント上では「シナリオ上はやらなくていい」が大多数でアートでは"Do it"とのこと


●ヴェーネスは魂も残らないだろうと言いましたが、魂が残る残らないの違いはなんでしょうか?

魂もエーテルなので、魂を構成するエーテルすら使い切った
ゾディアーク派は召喚の贄になった人たちを吸収しつつも魂だけは内部で保持していたが
ハイデリンを召喚するヴェーネス派は魂を保持するだけの余裕がなかった
何故なら14人委員会vsヴェーネス派の少人数での対峙であったから
PATCH5.2?でのヴェーネス派をもう一度見てもらえれば
全世界の大半が参加しているゾディアーク派に対するには…という力関係が思い出せると

最後の最後に自分の魂だけの力を残して、それを光の戦士と暁と戦うために使った
「ヴェーネス、あなた力が…」に対して「この一戦をやり遂げるだけの力は残していました」それが魂であるエーテルだった


●ハイデリンは消滅しましたが、光の加護も消えたのでしょうか?アーモロートの幻影のように残っているのでしょうか?

光の加護は消えないと思ってますし、消えないであってほしいと思っている
最後に「私の想いがいつまでも愛しき子らを護りますように」という願いが加護として残り続ける、最後にかけなおしてくれたと思っていたい
新たな光の加護かなと思っています


●Lv87の後のカットシーンでエメトセルクの顔に浮き出る赤い印はアシエンの特性ではなく14人委員会の身分証なのでしょうか

座に選ばれる人は膨大なエーテル、能力を保持しているのでリミッター解除すると浮き出る印
あのマークは座を示すので14人委員会以外では出ない
膨大な力をバンバン使うなよという意味で、力を開放したときは印が浮き出るようにした可能性もある
座を降りたヴェーネスには出ない

吉田の座は継ぎたい人がいなくて寂しい


●物語を一旦完結させるにあたり、回収が難しかった伏線、無かったことにした設定は?

初期設定や裏設定と呼ばれるものは、その時点での想定でしかなく物語を書き進めるうちに、より詳細化されるものもあれば消えていくものもあります

旧14での「相棒」は回収できませんでした
知らない人に説明すると相棒という何者か分からない存在がいた
鏡像世界の自分だとかこじつけようと思ったが諦めた

でも大部分は綺麗に収まった
黒聖石サビクはいけるかな?

※「黒聖石サビク」と呼ばれる謎の物質が「アルテマウェポン」動力源とされるが原理はおろかその出自も謎とされている


●14人委員会全員の新の名前を知る機会はありますか?

座とともにある真名はすでに決まっています
知る機会があるかは今後の展開次第ですねと悪い顔をしておきます


●ヴェーネスは善意の上で行動して結果的に良い方にいきましたが
その経過では世界を分断し多くの古代人を不幸にしました
今回の結果を導くために世界を分断するのは必須だったのでしょうか


ヴェーネスはヤ・シュトラが推察した通りエーテルが強すぎる古代人ではデュナミスに
干渉することができない、結果 終末を根本的に止められないと考えています

でも根本的に解決できなかったとしてもゾディアークの力で天の理”天脈”を強化して絶望ビームをはじき返せるんだから、そのままやっていけばよかったのでは?
だが当時の古代人の考え方では退廃的な末路を辿ってしまうだろうと、ヘルメスの言動や自分自身を見て気が付いていた
レムナントのラーラーの世界は古代人の未来をイメージして作った

だから世界を分割して人が持つエーテルを薄くして、いずれデュナミスを使いこなし
人が終末そのものと戦えるようにしたのがヴェーネスの考えです
本人も言っていたが、「これは善悪で語られてよいわけではなく、その行いが果たして正しかったのかどうかという苦悩は自身で背負う」上での行動だった

吉田P/D曰く
ハイデリンを疑ってごめんよって声があるが
世界を分割して、人を14に分けてデュナミスを使って終焉にぶつけようと決断し考えられる時点でやっぱり彼女も古代人なんだなと思う

5.0のラストでエメトセルクが「これが最後の裁定だ」と判じることを何度もする
なり損ないの結果を何度も見てきたと

ヘルメスも同じことをするでしょう、人の行く先を判じようと
物凄い不必要なくらい記憶を消してまで公平性を求めている

ヴェーネスも判じるという言葉こそ使ってはいないが、歩みの中で剣を構えて世界を分かつ
これ自体が世界全部を判じでいる
この古代人の考えは普通の人にはできない怖さがある、その先の苦悩も計算した上で。
やっぱ彼女の古代人だねと

エメトセルクも私が判じてやろうという
アルフィノから言わせれば、なぜおまえにそんなことを判じられなければいけないのかと
ヴェーネスもしかり
もう一度、サブクエストも含めて見ていただければ
(そういう吉田P/Dも旧14を判じて…)


●原初世界から見えている月は世界が分かたれた後にゾディアークを封印するために生まれたと思うのですが、第一世界から見えている月は何なのでしょうか?
アーテリスだけが多次元に割れていて惑星外、宇宙には影響はなかったのでしょうか

鏡像世界にある月にも意味はありますが、今はお話しできません
一撃で分断したゾディアークを分断した世界に封印するために月がある
破綻が無いように作っていますが、まだ話せません